審査員一覧
judges
審査員長
特別審査員
松本昌敏 予選・本選審査員
15歳で初リサイタル、16歳でラフマニノフの協奏曲第2番を西宮交響楽団と共演。以来、国内外においてリサイタル・室内楽・協奏曲等出演多数。京都市立芸術大学音楽学部ピアノ科を首席卒業。パリ・エコールノルマル音楽院の演奏家ディプロム取得、満場一致・賞賛賞を併せて受賞。89年第8回飯塚新人音楽コンクールにて最年少でグランプリ獲得。92年イタリア・パルマでの第5回「マリオ・ザンフィ」リスト国際コンクール第2位入賞。他国内外コンクール受賞多数。様々なジャンルの作品のピアノアンサンブルへの編曲・演奏多数。現在、大阪音楽大学教授。
松下愛美 予選・本選審査員
現在ニューヨーク在住のピアニスト。 スタンウェイ・ティーチング&エデュケーショナル・パートナーのメンバー。 様々な国でのソロリサイタルや室内楽、オーケストラとの共演経験を持ち、バロックから近現代まで幅広いレパートリーを持つ。 後進の指導も積極的にに行っており、コンクールの指導者賞受賞の経験も持つ。 大阪音楽大学器楽学科ピアノ専攻を優秀賞を受賞し卒業後、ドイツ国立ヴュルツブルク音楽大学大学院を満場一致の首席で卒業。2019年国家演奏家資格課程(Meisterklasse 音楽博士相当)を最高得点の成績で終了し国家演奏家資格取得。 スタインウェイコンクール(ドイツ)、Euterpe国際コンクール(イタリア)にて第1位。2018年Jurica Murai国際コンクール(クロアチア)ファイナリスト及び審査員特別賞を受賞するなど多数の賞歴を持つ。またヴュルツブルク音大創立以来初、大学内で開催された全てのコンクールにて第1位を獲得する他ヨーロッパの国際音楽祭にも招聘される。 これまでに松本昌敏、岡原慎也、ベルント・グレムザー、グリゴリー・グルツマン、室内楽をデニセ・ベンダに師事。
Adam Gyorgy(アダム・ジョージ) 本選審査員
現代屈指のクラッシックピアニストで、15年以上の国際的なキャリアを誇る。ニューヨークのカーネギーホールでの定期公演を始め、名立たる会場で演奏を行い、聴衆を魅了する。2005年にスタンウェイ アーティストコミュニティに招待され、その後、広範囲に渡りアジアでツアーを行う。2012年UEFA EUROの開会式にて3億人の視聴者に向けショパンの木枯らし(エチュード)の演奏を行う。ショパン国際ピアノコンクール(ブタペスト)総合優勝など数々のコンクール受賞歴を持ち、2020年ハンガリーで最高の音楽賞フランツ・リストを受賞。
下田幸ニ 予選・本選審査員
音楽評論家・ピアニスト。桐朋学園音楽部門、昭和音楽大学、相愛大学各講師。日本演奏連盟会員。全日本ピアノ指導者協会正会員。大阪三木楽器開成館演奏家コース講師。武蔵野音楽大学卒業。ポーランド政府給費生として国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科修了。8年間にわたり国立エルスネル高等音楽学校ピアノ科講師を務める。相馬信子、石黒祥義、L.コズベック、B.ヘッセ=ブコフスカの各氏に師事。J.スリコフスキ、T.シェバノワの各氏にも薫陶を受ける。指導者として高い定評があり、多くの優秀なピアニストを輩出。国内外のコンクール審査員やセミナー講師を歴任。研究者としては、ショパンやポーランド音楽の専門家として信頼が篤い。《ピアノの森》(講談社・一色まこと原作&NHKアニメ)音楽監修者、《ショパン-200年の肖像展》アドヴァイザー。多くの音楽誌へ執筆し、特に《レコード芸術》における『下田幸二のピアノ名曲解体新書』の13年間にわたる連載は好評を博した。著書:《ショパンその正しい演奏法》(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)、《ショパン全曲解説》(ハンナ)、『ショパン-200年の肖像』(共著・求龍堂)ほか。